新緑の季節が過ぎ、梅雨前線が停滞して長雨を降らせて、いまかいまかと梅雨明けを待ち、7 月半ば頃からようやく夏・・!
これからの季節の変化はこんなイメージですが、気温だけを見ると 5 月でも連日夏日が続いている地域もあり、既に夏模様なのです。また、夏に多いと思われがちな熱中症も、実は梅雨前から多く発生しているのです。
☆ 今の時期も熱中症リスクがあります
「熱中症って真夏に起きるものでしょ?」と思っている方、気を付けてください!熱中症は、個々人の健康状態や疲労度合い、暑さへの慣れ、衣服の状態、温度だけでなく湿度、風の有無など、様々な要因が複雑に関係しあって、起きたり起きなかったりするのです。だから、「あの人がこの状況で大丈夫なのだから、自分もきっと大丈夫」と思い込んだり、子供を大人と同じ環境下にいさせたりするのは危険です。気温とともに湿度もぐんぐん上がるこの時期は、真夏に比べれば涼しいかもしれませんが、「暑さへの慣れ」という点を考えると、どなたにも熱中症のリスクがあると言えます。油断は絶対に禁物。急に暑くなった日や、やたらと蒸すなあと感じた日には、ご自身だけでなくご家族の体調にも気を配りつつ、水分、塩分を取ってエアコンや扇風機を上手に活用してください。
☆ 室内での熱中症に注意を梅雨前や梅雨時期に多いのが、室内での熱中症です。
洗面所や風呂など、風通しが悪く湿気がこもりやすい場所に長時間い続けるのは危ないので、まずは換気をして室温を下げるようにしましょう。
また、長時間入浴したことで汗をかき、その後脱水症状が起こることもあります。お風呂は健康的で気持ちの良いものであり、また適度に汗をかいて汗腺を鍛えることも熱中症対策として有効ではありますが、やり過ぎは NG。そして入浴後にはコップ一杯の水を必ず飲んでくださいね。今後まだしばらくは、スーパーなどへの買い出しは最低限の人数で行くよう要請があるかもしれません。その際、お子さんだけで留守番をさせるなら、親御さんの留守中に室温が上がり過ぎないかチェックしてください。
☆ 体を適応させることも大事!
日頃から、熱中症になりにくい体づくりをすることも重要です。運動をして汗をかく習慣がある人は、そうでない人に比べて暑さに慣れていると言えます。この時期は 30 分程度のウォーキングでも汗ばみますから、ぜひ体を暑さに慣れさせるためにも、毎日歩いてくださいね。疲れがたまっている、寝不足、二日酔いなども熱中症のリスクをあげる要因となりますのでご注意ください。常々体を気遣うことは、健康寿命を延ばすのはもちろんのこと、熱中症のような季節性の疾患を防ぐことにも役立つのです。
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よしたか鍼灸整骨院でございます。