暑くなってくると、滝の様な汗を頭や顔面、脇にかいちゃいますよね。
また、人目を気にすれば気にするほど、大量に出てしまうなんてことも・・・。
とくに女性の場合、せっかくバッチリ決めたメイクも流れてしまうので、余計にツライですね。
じつは東洋医学には古来よりツボを押して汗をとめる方法があります。
この方法は薬と違って副作用がないのでとてもおすすめな方法です。
ですが汗をかく量は変わりませんので、頭や顔、脇など上半身の汗を止めてしまうと、体質にもよりますが、反射でお腹やフトモモなど下半身からの汗が増えてしまいます。
それでもいいから上半身の汗を止めたい!という方は、次にお話しする「ツボの位置とツボの押し方」を是非、参考にしてください。
☆頭や顔面の汗を止めるツボの位置とツボの押し方
汗をかく量には個人差がありますが、真夏の暑いときなどに運動をすれば誰でも滝のような汗をかいてしまいます。
顔に汗をかくと、やたら人目につきますし、せっかくのメイクが崩れます。そんな時に押すと頭や顔の汗を止めることができるツボの位置をお伝えします。
頭や顔の汗を抑えることができるツボは、大包と屋翳というツボです。
●大包(だいほう)脇の真ん中から下約18センチにあるツボです。このツボは、顔や脇の汗を瞬時の止める効果があります。
●屋翳(おくえい)乳首の3~5cmほど上の部分のツボです。
☆大包と屋翳を押さえるときのポイント
大包と屋翳を押さえるときは、左右のツボを同時に2~3分間、痛気持ちイイくらいの力で押して、緩めてという感じで繰り返します。
両手を胸の前で交差させ大包を中指の腹、屋翳を親指の腹で押えると4箇所を同時に押さえることができます。
※ここで注意して頂きたいのは、左右どちらか一方を押さえると、反対側から汗が出てしまう「半側発汗の原理」という反射が起こりますので、両方を同時に押さえるようにしてください。
大包と屋翳は、仕事中や普段の生活の中で押さえることは、難しいと思います。トイレなどで席を立ったときや、昼休みに更衣室で押さえるなど工夫してみると良いでしょう。
次回は、なぜツボを押すと汗が止まるのかを、お伝えしたいと思います。
奈良県橿原市鳥屋町にある・ぎっくり腰・肩こり・椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・腰痛専門治療院
よしたか鍼灸整骨院
寺本 悦崇
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