なぜ、ツボを押すと汗が止まるの!?
ツボ「大包と屋翳」を抑えるとなぜ汗が止まるのでしょうか?一応、学校で習いましたが、「なぜツボを押すと汗が止まるのか!?」について改めて調べてみました。
すると、納得できる理由がきちんとありました!
☆皮膚圧反射と半側発汗によって汗を止めることができる
■皮膚圧反射
からだの一部の汗腺が圧迫を受けて汗をかきにくい状態になっていると、代わりに他の場所から汗が出るという反射のことです。
例として、仰向けで寝ると、背中よりも胸側の汗が増えます。これは背中が布団で圧迫されて汗が出にくくなる為、胸側から汗を出そうとする、私たちの体に元々備わっている機能だからです。
■半側発汗
身体のどこかを圧迫すると、圧迫された側の汗は抑えられますが、その反対側で汗が増えるという反射のことです。
例えば、舞妓さんが、頭や顔に汗をかいていても目立たないのは、2つの反射を利用して「ヒモで胸の上を強くしばっている」からです。
そして、ちょうどそこには汗を抑えるツボ「屋翳と大包」があるのです。しかし、顔にはあまりかきませんが下半身の汗はスゴイらしく、着物を脱いだ直後に頭や顔から汗が滝のごとく流れ落ちるそうです。
着物を着ない私たちは、女性であればブラジャーのホックを強くしたり、胸にさらしを巻いたりするとツボを押しているのと同様の効果が得られます。
最近、よしたかが通信販売で発見、購入した指圧バンド「汗止め帯」なる物も効果的です。しかし、何でもやり過ぎは危険で、長時間しめつけていると皮膚がこすれて痛いのと、体温調節機能がおかしくなりますので、時々緩めましょう。
次回は、「頭や顔に汗をかくのは暑いからだけじゃない!緊張で顔汗をかいてしまうときの対策」をお伝えしたいと思います。
奈良県橿原市鳥屋町にある・ぎっくり腰・肩こり・椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・腰痛専門治療院
よしたか鍼灸整骨院
寺本 悦崇
お電話ありがとうございます、
よしたか鍼灸整骨院でございます。